会社を変える時には自分が手に入れたい条件にこだわろう。代わりに差し出すものもあるということ。

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自分のキャリアについて考えています。

早い話が転職です。

これまでは転職についてあまり考えることはありませんでしたが、最近は職場の環境が変化したので考える事が増えました。

 

今の会社は何が良かったのか?

僕は新卒で今の会社に入社してから、今の会社しか経験していません。

今の会社の給料が高いとは思いませんが、これまであまり転職を考えなかったのは勤務時間や休み、仕事量のバランスが程良い感じだったからだと思います。

仕事の内容も興味のある分野という訳ではないですが、特に苦にならなかったです。

子供がいる今でも、大体は定時で終われるので帰ってから子供と過ごす時間も取れるところも良いところだと感じています。

こうして考えてみると、今の僕は働く上で「自分の時間」を重視しているんだということを改めて認識しました。

 

職場の環境が自分の求める条件と合わなくなる時に転職を考える。

しかし、最近は仕事量が増え、そのバランスが変わってきました。

具体的には作業量が増え、帰宅時間が遅くなったことです。

最近では帰宅時間も11時を過ぎることもしばしばあります。

これが一時的なものであれば良いのですが、今後も続く可能性も感じます。今の時点ではわかりません。

翌朝も早いので帰ったら夕食を食べて、風呂に入って寝るだけです。

世の中にはもっとキツい状況の方もいるかもしれませんが、自分の求める働く条件から考えると、この状況が続くようならいつまでこの会社にこだわる理由もないかなと思い始めたところです。

 

転職によって何を得て、何を差し出すのかを考える

転職を考える場合、どうしても収入などの条件が注目されがちです。

もちろん出来るだけ条件を下げないようにしたいところですが、それ以上に重要なことがあります。

それは、転職について考えた時、「自分は何を得るために転職するんだろうか」という目的をはっきりさせておくことです。

その目的は、大きく分けると「(仕事内容としての)自由、時間、お金」のいずれかになると思います。

これに当てはめると、僕の場合は「時間」です。

基本的にこれらが同時に手に入ること少ないと思います。

確実に手にしたいもの、つまり転職のテーマを明確にしておくことで、自分が思い描いている結果に近いものを実現させることが出来ます。

 

そもそも最初に入社した会社が自分に合う確率は低い

最近だと大体の方が22歳くらいで位で就職していると思います。

僕もそうでしたが、始めの就職活動をする時に、世の中にどんな仕事があって、自分がどれに向いているかなんて分かりません。分からないのが当たり前です。

そんな状況でなんとか選んだ会社が自分にピッタリなんて事の方が奇跡的にラッキーな事だと思います。

そう考えれば、実際に仕事をしてから転職を考えることは至って自然な事ではないでしょうか。

転職は以前に比べてイメージが変わっています。

ひと昔前だと転職している人について、「前の会社で上手くいかなかったのか」「何か事情があるのか」などと思われ、マイナスのイメージが強かったように思います。

しかし、最近では転職に対する世の中の捉え方も前向きになってきています。

当たり前な考えだと思いますが、以前はそうじゃなかったことを思うと、時代が少しはまともになってきているんではないかなと感じます。

転職をするしないは最後に決めるにしても、ビジネスパーソンをしている以上は転職という選択肢を頭の片隅に用意しておくべきかと思います。

今回参考にした本

転職を考え始めたことがきっかけで山崎元氏の「一生、同じ会社で働きますか?」という本を読みました。

 

お金の専門家の山崎氏が転職の本を書いていたので珍しいと思って読んでみたのですが、山崎氏は実は12回も転職を経験していたよう。

この本では転職というものへの考え方から、実際に転職する時のポイントまで、同氏の経験を元にかなり具体的に書かれていたので、非常に参考になりました。

今すぐ転職をしないにしても、自分が仕事を選ぶ条件について自分なりに考えをまとめておくことは、誰もがしておいて損はないかと思います。

ちなみにこの本はAmazonのプライムリーディングで無料で読むことができました

amazon primeは1ヶ月の無料期間もあるので、興味がある人はどうぞ。