アーリーリタイアとセミリタイアは違う。リタイア後にどういう生き方を目指すのかを考えておく必要がある。

老後に向けて今から備えておかないといけないと思い、そのため資産運用を始めました。といっても始めてまだまもないのでまだまだ初心者です。

老後の備えということでお金についての勉強や投資を始めましたが、サラリーマンの僕の頭にはどこかで「アーリーリタイア」や「セミリタイア」の言葉がチラつきます。

定年までに必要なお金とか、その後の生活費とかを想定しながら資産を作っていくつもりですが、少しだけ真剣にリタイア後のことについて考えてみました。

 

アーリーリタイアとセミリタイアを実現するためには不労所得が必要

アーリーリタイアとセミリタイアのどちらも似たイメージがありますが、アーリーリタイアは早期引退、セミリタイアは仕事のウエイトを小さくする、という違いがあります。

これらを実現するためには、働かなくてもいい、もしくは、仕事を減らしても生活が出来るだけの収入源、つまり不労所得を持つ必要があります。

今は将来に向けて何とか資産を作りたいと考えていますが、もちろんその中には不労所得という形での収入源も持てるようになりたいと思っています。

 

リタイアした後、何するの?

もし、色んなことが上手く運び、リタイアできるだけの資産、収入源が出来たとして、会社を辞めた僕はそのあと何するんだろうって考えてみました。

とりあえず旅行とか行きたいなーとか、好きなことをいつでもできるなーとか考えてました。

でもいくつかやりたいことはあっても、それは一時的なもので、日常として考える「その後何するの問題」の答えを持っていないことに気づいてしまいました。

朝起きて、その日何しようか考えて、なんもないなとか思いながらのんびりダラダラ過ごす…

 

ダメだ。耐えられない。

 

有り余る暇は苦痛だということ

僕は大学生の時に、暇な生活がどれだけ苦痛だということを嫌になるほど感じた時期があります。

「こんな暇でやることなくて、ダラダラ過ごして生きる意味って何だろ?」と感じる位のレベルで。

その時間をなにか別のことに使っていれば…とかいう話は少し置いといて、暇なこと・やることが無い状況がいかに辛いものかを体験しました。

何も無い中で自分を律して、生活することの難しさと、それが出来なかった自分の弱さを感じました。

そういう意味では、毎朝会社に行くようになって、毎日の生活にリズムが出来たことについては、本当に良かったと思ってます。

人によっては、そんな生活も快適と言う人もいるかもしれませんが、僕には無理でした。

 

アーリーリタイアと定年退職は同じ

でも良く考えると、このことはアーリーリタイアだけでなく定年退職後も同じだと思います。

退職後、やることの無い生活。ただ日常を過ごすだけの生活というのは生きながら死んでいるのも同然のように思えて、正直少し怖くなりました。

つまり、アーリーリタイアだろうが、定年退職だろうが、その後のお金の心配だけでなく、時間的な自由を得た時のライフスタイル自体を想定して準備、計画しておかないと、いざそうなった時に、充実したものにできない、もしくは、苦痛の日々になってしまうということに気づきました。

そういう意味では、今の僕にはリタイアする準備が出来ていません。もちろん資産的にもですが。。。

 

自由になったら何をしたらいいんだろうか?

じゃあ何しようかというのを大まかに考えてみました。

  • 趣味に時間を費やす
    自分の好きなことを好きな時にする。費用面や体力面で継続できるものがいいです。新しいものに挑戦するのもいいけど、続かなくなることも少なくないようなので、今から探して置いた方が良いですね。
  • コミュニティに属する
    人との交流が全くなくなるのは辛いもの。適度に交流を持てるコミュニティに参加しておきたい。
  • 仕事をする
    リタイアとは反対になってしますが選択肢としてはあるのかも。
    収入は多いにこしたことはないし、無理のない範囲であれば働くのもありかと思います。個人でビジネスしたり、負担の少ないパートをするとかで社会へ参加しておくことは良いことかと思います。

 

大きく分けるとこんな感じでしょうか?

出来ればこれら全てを満たせるようなライフスタイルを実現させたいですね。
そういう生活になれば、本当に充実した生活が出来そうです。

定年退職までにいずれかのリタイアを出来るかどうか分かりませんが、少なくとも定年退職の時には考えなければならない問題だと改めて認識しました。

リタイア後のことについても意識しながら、今からライフスタイルを作って行きたいですね。